















9月15日(日)は、第32期竜王戦七番勝負第2局(10/23~24)に先駆けて、世界遺産・真言宗御室派総本山 仁和寺「御室会館2階大広間」において「こども竜王戦in京都」が開催。
主催・・・NPO法人駒文化ネットワーク
主管・・・日本将棋連盟京都府支部連合会
4クラス(中学生・小学高学年・小学低学年・超初心者小学生以下)に分かれてのスイス方式での対局。
参加者は京都以外の遠路からのご参加が多くあり、選手・保護者合わせて約300名。
会場は満席で熱気に溢れていました。
京都山科支部からは、小学高学年の部で平井湧真君が三位入賞を果たしました。
付き添いの保護者の方々には、仁和寺さんのご厚意で「こども竜王戦特別拝観券」をご用意頂き、境内拝観が出来ました。
ご参加頂いた保護者の方々、ご来賓の仁和寺様、読売新聞様、京都信用金庫様、森信雄七段、中尾修七段、野間俊克六段、運営関係者の皆様、ありがとうございました。






9月1日(日)午後からは、やましなこども将棋スクール終了後、阪田先生を誘い、第11回フォーラム「挑戦する私学」の教育講演会に行ってきました。
会場は、京都・岡崎公園「みやこめっせ」(京都市勧業館)3階展示場。
主催は、京都府私学中学高等学校連合会。
講師は、藤井聡太七段の師匠の杉本昌隆八段です。
演題は、勝負の世界における「人を育てる」ということ
~「天才」と評される弟子(藤井七段)を持って~
会場には開会(13時30分)の10分前に到着。
将棋関係者には通知されてなかったようで、顔見知りの方は見かけませんでした。
来賓として門川大作京都市長と京都府知事の代理の方が挨拶。
14時から15時30分が教育講演
「棋は対話なり」、藤井七段の主な記録(公式戦29連勝・・・14歳、通算100対局の最年少記録達成・・・16歳・85勝15敗、朝日杯将棋選手権2年連続優勝)
現役棋士約160人、最年長・・・桐山九段・71歳、最年少・・・藤井七段17歳などの話から始まる。
続いて、聡太少年時代、共同研究での話。
実際に現れそうな局面を繰り返し研究。危ないところを通り過ぎた直後が最も危険。
感想戦では上下関係はない。意見を出しやすい雰囲気つくりが大切。
弟子に自信をつけさせるには、あえて弟子に頼ってみる。
強くなる条件・・・①負けず嫌いであること、②切り替えが早いこと、③孤独に強いこと
指導者としての立場・・・①教えすぎないこと、②気付きを与えること、③結果を求めないこと(いい内容を求める)
ヤル気を出させるには、個性を評価すること・・・人と同じ発想をしないから優秀な結果を残せる、めんどうくさがらない
藤井七段は自分の将棋に信念を持っており素直でない(指し手に自分の主張がある)などが印象に残りました。
講演終了後、会場で一緒になった山科支部の吉岡さんと3名で向かいにあるスターバックスで休憩。
王将戦二次予選決勝(先手・藤井七段VS後手・谷川九段)の棋譜を並べて楽しいひと時を過ごしました。




















7月27日~28日の1泊2日で恒例となった「第5回夏休み将棋合宿inるり渓」が開催。
主催は「日本将棋連盟京都府支部連合会」、「NPO法人駒文化ネットワーク」。
来賓として、在田京都市教育長にお越し頂きました。
今回はプロ棋士5名(森信雄七段、安用寺孝功六段、野間俊克六段、西田拓也四段、来海孝之初段)、運営役員等を含め150名の参加。
京都駅八条口アバンティ前から貸切バス3台でるり渓へ出発。「るり渓少年自然の家」が会場です。
保護者向け将棋講座、指導対局、クラス別将棋交流大会など、将棋に親しむとともに、ヨガ教室、るり渓温泉入浴など、楽しい時間を満喫。
今回は初めての会場で反省点もいろいろありましたが、特に保護者の皆様にお力添えを頂けたことが、ありがたく思っております。
運営役員として次回の開催には活かしていきたいと思います。
こども達および付き添いの保護者の方々に取っても、夏休みのいい思い出になったことと存じます。
参加頂いた子ども達・保護者の皆様、プロ棋士の先生方、ご来賓の在田教育長、京都府連運営役員・スタッフの方々、ありがとうございました。