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巖ちゃんの日々是将棋

5月11日午前中は、山科中央老人福祉センターにおいて「初めての将棋教室」の開講日です。卒業生を対象とした大盤解説は、6日~7日に行なわれました「第68期将棋名人戦第3局」・羽生善治名人VS挑戦者・三浦弘行八段の対局棋譜を並べて、みなさんと観賞しました。特に、終盤になってからの寄せ合いはスリル満点の大熱戦で、双方とも持ち時間を使い果たし、秒読みになっていましたので指運でどちらが勝ってもおかしくない見ごたえのある内容の将棋でした。印象に残るのは、羽生名人の指してが「3三銀合」ではなく「3三角合」でしたので、三浦八段に絶好のチャンスが巡ってきましたが「7三桂」と指した手が痛恨の一手となり、勝利の女神が羽生名人に微笑んだ将棋でした。「7三桂」の代わりに「8三角」であればと悔やまれます。
大盤解説のあとは、卒業生同士の自由対局と大盤解説用としての対局です。いつもながら棋譜取りを平手さんが担当され、局後の感想戦のあと、後日、大盤解説でみなさんに披露することにしています。
一方、初めての将棋教室の担当は小野です。受講者は4名でした。レッスン内容は「数の攻め・攻め駒の直撃を防ぐ合い駒・駒の働きによる価値を知る」などについての説明を行ないました。
午後からは、久しぶりに「戸一会カラオケ教室」に出向きました。課題曲は、秋岡秀治の「男の旅路」です。戸塚先生より歌唱ポイントの指導があり、そのあと男の情感を込めてお腹から声を出して歌うことができ、日頃のストレス解消や気分転換を図るにはもってこいでした。
カラオケ教室終了後には、日本将棋連盟・京都山科支部の相談役で、中国・上海との将棋交流の旅において大変お世話になった、宮内英价さん宅にお邪魔しました。近況報告とともに、先日、中国・河南省の鄭州大学を訪問された内容をお聞きしました。訪中された目的は、外国語言系日語班の教師や学生たちとの交流を深めるとともに、日本語を学ぶ学生たちに日本語力アップを図る為のお手伝いをすることです。
具体的には、日本の文化を理解することが日本語力のアップに繋がるとの観点から「日本文化の散歩道(作・宮内英价)」という本を日中両国語で自費出版されたのです。そして講座のテキストとして学生たちに配布されたのです。内容は「一期一会」や「礼に始まり礼に終わる」「初詣」「七五三」「お中元とお歳暮」「温泉を楽しもう」「修学旅行」「ホームステイ先での心得」「葬儀と戒名・仏壇」「日本人のしきたり」などです。
特に、礼に始まり礼に終わるでは、中国で日本将棋が静かにブームとなっていることや、許建東先生の地道な普及活動により、今では上海の小・中学において将棋が教育の一環として正規の授業の中に取り入れられていること、日本将棋の礼儀作法が、思考力、忍耐力、創造力などの涵養に役立つ素晴らしいゲームとの評価が得られたことなどが紹介されています。日本のこどもたちにも、あらためて「礼に始まり礼に終わる」の基本精神(お願いします・負けました・ありがとうございました)を、はっきり言えるように指導すべきと感じました。
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